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弘法大師とともに歩いて修行していると、言う意味。 歩く(お参り)日数が多くなって、いろいろと不思議なこと、ありがたいことを体験すると、「ホントにお大師様と二人連れ」という気がしてきます。 |
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遍路沿いの人々がお大師様と共に歩いているお遍路にくれる「お布施」のこと。 食べ物、飲み物、宿、励ましの言葉や笑顔など実にさまざま。 数百年続く四国の人々の美風です。 手に受けつつ、無心に「南無大師遍照金剛」と三回お唱えして、その人の幸せを祈ります。 無心は難しい。でも、これが出来るようになると、お四国参りから帰っても何かが違っているはずです。 お接待を受けたら、納め札で返してください。 |
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四国八十八カ所を結願し、高野山の奥の院に参拝すると満願になります。 高野山はすがすがしさを感じさせてくれる気持ちのいいところですから、ぜひ、満願されることを願います。 |
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空・風・火・水・地を表した木製の杖です。 杖は弘法大師の化身であり、杖を持つことで弘法大師とともに四国遍路を巡拝できるといわれています。 |
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地元の人びとが歩いてお遍路する人々のために、遍路道を今でも整備しています。その際、お遍路さんを励ます文句を描いた「札」を木などに吊るしておくのです。 地元の人びとの暖かさがしみる光景です。 |
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「溝に落ちても根のはる奴は、やがて蓮(はちす)の花となる」 と、かの有名な寅さんでも歌われています。 逆境の中にあってもめげずに頑張ってさえいれば、沼地に咲く一輪の花のように輝けるもの、といわれています。 |