皆様、こんにちは!ハチハチ編集部のしんのすけです!
昨日(6/15)は弘法大師空海の御誕生の日です。
弘法大師空海は宝亀5年(774年)6月15日に屛風ヶ浦善通寺でご誕生されました。丁度来年はお大師様がお生まれになって1250年の記念の年を迎えます。
昨日より四国八十八ヶ所霊場会を中心に各札所にて記念事業がスタートしました♪
そこで早速私の地元・さぬき市の87番札所長尾寺へお参りに出かけてきました。今日は記念事業についてご紹介します。
四国八十八ヶ所霊場の記念事業
本尊納経(お軸・納経帳)をいただくと・・・
-
88記念カード・・・・弘法大師の御生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製記念カード。各札所ごとにデザインが異なります。
-
88大師メッセージ・・納経帳の左上に各札所のご住職が選んだ弘法大師のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印
が押印されます。

長尾寺の記念カード【五筆和尚】

長尾寺記念印【同行二人】※左上
長尾寺の記念カード
長尾寺の記念カードは【五筆和尚】です。空海が中国へ遣唐使として派遣された際、楷書をはじめとする5つの書体を見事に書き分けたので五筆和尚(ごひつわじょう)の称号を贈られた逸話が書かれています。空海は橘逸勢と嵯峨天皇と並び、【三筆】のひとりで日本の書道史においても大きな足跡を残しています。弘法も筆の誤りとことわざも有名ですね♪
長尾寺の88大師メッセージ
納経帳に押印される記念印は【同行二人】です。同行二人はおへんろでよく聞く言葉。特に遍路へ行く人は決して一人ではないお遍路へゆく人のそばにいて見守りながら巡拝してくれるお遍路でも心温まる言葉として有名です。
長い旅路でやっとの思いで87番札所長尾寺に着き、納経帳を見返すと「同行二人」の文字が最後の札所、大窪寺への向かう勇気になるのではないかなと思いました。
上がり3カ寺の真ん中の長尾寺。結願までもう少しですが「同行二人」の文字をみて初心に帰ることができるはずです。
この他にも四国全八十八ヶ所の札所ごとにデザインの違う記念カード・記念印があります。お大師様の生涯や四国遍路の縁起を感じながら弘法大師御生誕1250年の記念の年に四国遍路へ出かけてみませんか。
タクシーで行く!四国八十八ヶ所めぐり 2022年秋出発販売中です♪
ご興味ありましたらこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓